１０月２５日（金）～２７日（日）の３日間、東京ビッグサイトにて開催された『GOOD LIFEフェア２０２４』に、会員事業者４社が須賀川商工会議所ブースとして出展しました。(アルファ電子㈱／自然栽培の薄井農園／宝友堂／米屋企業㈱)

　本展示会は、「消費者に選ばれていくもの」が集まるライフスタイル展示会として、「グッドライフ = 心地よく豊かな暮らし」をテーマに開催された国内最大規模のサステナブル・ライフスタイルイベントです。

　昨年まで当所が出展していた『東京インターナショナル・ギフト・ショー』は試食のみでBtoBがメインでしたが、本展示会はBtoCがメインで試食に加え販売が可能なこともあり、会場は活気に溢れ終始にぎやかな雰囲気でした。

　１日目は平日ということもありビジネス目的の来場者が多く、商談が活発に行われました。２日目、３日目は家族連れなどの一般来場者が多く、試食や販売が盛んでした。来場層は首都圏在住の３０代～５０代の女性が中心であり、経済的にゆとりがあり、高品質な商品への投資を惜しまない層であると感じました。全体来場者数は４０，４５３人であり、過去最多の来場者数とのことです。

　

　BtoBの成果としては、各社様々な商談が行われましたが、３社が展示会後に１件以上の成約につながりました。

　BtoCの成果としては、試食・販売ともに大変好評で、首都圏の潜在顧客へのPRが十分にできたと考えられます。また、展示会において20万円以上を売り上げた事業者もあり、BtoCメインの展示会への出展は初めての試みでしたが一定の効果があったと考えています。

　来場者を対象に商品に対するアンケート調査を行った結果、各商品の味・デザインについては高評価が大半となりました。

　価格に関する評価は、大半が『妥当である』または『どちらかというと妥当である』という結果となり、首都圏近郊をターゲットとした場合、現在の価格設定は適切であると分析できます。

　しかし、『どちらかというと妥当である』との回答が一定数あったことから、地方地域では価格に対する敏感さが高いため、より低価格帯での販売を検討する必要があるかもしれません。具体的には、価格帯の細分化や、地域別の価格設定を検討することで、より多くの消費者層にアプローチできる可能性があります。当所といたしましても、引き続き伴走支援を行ってまいりたいと思います。

　須賀川商工会議所では来年度も展示会出展での販路開拓支援を行ってまいりますので、商品をPRしたい事業所様は中小企業相談所までご相談ください。